2015年度 ミス・デントン永眠記念墓前礼拝 ご報告

 日 時: 20151222日(日)   1100~1130 

 場 所: 相国寺 長徳院

 

 境内には名残の柿、黄金に輝く鈴なりの柚子の木、日差しも暖かく感じる冬の朝でした。

第68回ミス・デントン永眠記念礼拝を無事終えましたことを報告申し上げます。

 大谷総長、水谷理事長、加賀女子大学学長、堂腰幼稚園長、学校関係者、同窓会会員等

79名の方々にご参列を賜りました。

 墓前にはデントン先生の肖像画とお花が飾られ、一同黙祷、讃美歌534番「ほむべきかな」を歌い、

橘評議員が聖書朗読、祈祷を行いました。

 奨励は女子中学・高等学校校長 辻村 好先生による「日本人形を抱いたデントン先生」の

題でお話をいただきました。

 

 戦時中、幽閉状態の生活を過ごしておられたデントン先生を7名のセイラ―服姿の生徒が訪問し、日本人形をプレゼント、先生と生徒達で記念写真を撮ったそうです。

 写真の中の先生はとても嬉しそうに日本人形を抱いていらっしゃいます。

 デントン先生ご自身を知ることで、写真や資料の中だけではなく、先生の人間性、生徒を思う心情、筋の通っている行動が現在にいたっているのを実感しました。その精神や熱い思いが脈々と受け継がれなければと思います。

 女子中高ページェント開催前には福祉施設の方々をお招きし、夕食でおもてなしする会を毎年行っているそうです。この会にもデントン先生の精神が受け継がれています。

 

 その後全員で「主の祈り」を捧げ、礼拝を終えました。

 

 終了後、「ミス・デントン奨学金(1名)」授与を行いました。

 

 最後に全員で記念写真を撮影いたしました。

 

                           

行事委員 野村 一枝

 

 

2015年度 ミス・デントン永眠記念墓前礼拝 ご案内

  • 日時 : 2015年12月22日(火) 11:00~11:30
  • 場所 : 相国寺 長得院 (地下鉄今出川下車) 
  • 奨励 : 辻村好先生(同志社女子中学校・高等学校校長) 「日本人形を抱いたデントン先生」

1888年の来日以来、太平洋戦争中も含め59年間にわたって同志社女子部のために尽くされたデントン先生の永眠記念日(12月24日)を憶え、毎年、墓前礼拝を行っています。どなたでもご参加ください。

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